編集長ブログ
ショーケンの死んだ日、ではなく正確には死を知った日。

ショーケンの死んだ日、ではなく正確には死を知った日。10代後半から20代での自分にとって松田優作と並ぶアイドル。映像として、まず頭に過るのは、水谷豊の「兄貴ぃ〜」が懐かしい「傷だらけの天使」のテーマ曲とオープニングかエンディングで流れるヘッドフォンとゴーグル姿のショーケンが、牛乳瓶のフタを口だけで開けて飲み始めるシーン。また、「前略おふくろ様」で東映ピラニア軍団の川谷拓三、志賀勝との絡みや田中絹代の割烹着姿に白い頭巾被ったおふくろ様ぶり。映画「青春の蹉跌」で桃井かおりと雪山から滑落しながらの絞殺、オールロケーション撮影が美しい岸恵子との映画「約束」など、でも何故か出世作「太陽にほえろ」のマカロニ役は、あまり記憶に残らず、後年は飲酒運転、大麻騒動などトラブルメーカーの印象ばかりが目立つ有り様。
ただ近年観たNHKBSドラマ「鴨川食堂」店主役は、枯れたというか老境に近ずいたいうか、ショーケンも変わったなぁ。松田優作の評伝は何冊か読んでいて人となりを理解、ショーケンの自伝については、まずは亡くなる前に読んでおいて良かったとの思いです。合掌。